長年タンスにしまわれていた肥やし状態になっていたシルクのスカーフ。あらためて出してみると、変なたたみジワがついていることがありますよね。
皺がついたままだとキレイに巻けません。けっこうしつこいシワですよね。どうやってしわ伸ばしをすればいいの?失敗しないでアイロンがけをしたい!と悩んでしまいます。そこで
シルクのスカーフのしわ伸ばしのおすすめの方法を紹介しましょう。
アイロンがなくても、しわを伸ばせるやり方もあるので参考のしてください!
【シルクのスカーフのしわ伸ばしの方法3つ】
1、アイロン以外を使った方法
まずアイロンを使わないで、シルクスカーフのしわ伸ばしの方法を紹介しましょう。素材を傷めない優しい方法です。
まずはこちらの方法からはじめてください。また家にアイロンがない!という場合も試してみてください。
お風呂をためて入浴した後すぐに、しわくちゃのスカーフをハンガーにつるして一晩おく
とても簡単ですよね。スカーフで有名なエルメスでも、大変ポピュラーなしわ取りの方法です。入浴後の湯気が充満した浴室を上手に利用するのです。
一晩たてばキレイにしわがとれているでしょう。ただ、シルクについてしまったしわって、本当に取れにくいんですよね。
お風呂場作戦でも、深いしわは取れない場合もあります。その場合は以下の伸ばし方法を試してみてください。
2、スチームアイロンで蒸気を当てる方法
アイロンのスチームを使って、シルクスカーフの皺をきれいにする方法です。
- 当て布をする(蒸気の水が垂れてシミになるのも防止できる)
- 当て布の上から蒸気を当てる
- 当て布をはずし皺をのばす
- 上記を繰り返す
直接高温のアイロンをあてるのではなく、蒸気をあてるので、シルクにダメージをあてにくいやさしい方法です。
何回か繰り返すことで、皺が伸びてきれいになります。
3、スカーフを濡らしてドライアイロンする方法
上記の方法でも、皺がひどいとなかなかとれないことがあります。そのようなときは、ドライアイロンをしてみましょう。
- 水が入ったスプレー容器でスカーフを濡らし生乾きの状態にする
- アイロンの温度は低温~中温にする
- 当て布を必ずあてる
- アイロンを優しくかける
シルク生地にアイロンを当てるのはやり好ましくありませんので、やりすぎないようにしましょうね。
絹のスカーフのアイロンの仕方については、こちらに詳しく紹介していますのでチェックしてください。>>【絹スカーフのアイロンのかけ方4STEP】かける前にやっておきたいことがあります。
シルクだけでなく、カシミヤなどの別の素材がはいっているた混合生地でも、同様のやり方をするとよいでしょう。
皺が取れない場合
上記の方法でもシルクスカーフのしわが取れない場合は、ひと手間ですが、
クリーニングに出すとよいですね。
高価なものや今後も使っていきたいなら専門家にまかせましょう。ただクリーニング店とひとくちにいっても、お店によってはシルクに強いお店とそうでもないお店があります。
シルクをクリーニングに出す際は、念のため確認してください。回答があいまいだったり、多分大丈夫・・というところには、出さないほうがよいです。
また、それほど高くないシルクスカーフなら、手洗いをして皺を伸ばすという方法もあります。こちらの記事を参考にしてください。>>【絹のスカーフのオススメの洗い方】洗濯機で洗ってもいいの?!
終わりに
シルクスカーフのおすすめのしわ伸ばしの方法でした。本当にシルクって皺がくっきり取れないんですよね。
お風呂で一晩つるすというやり方が、一番素材にダメージを与えない皺の伸ばし方としておすすめかと思います。ぜひ試してみてください。