「柚子の種を使った化粧水を日本酒で作りたい!」
と思っている人はいませんか。美白効果や保湿効果に優れていると言われているゆずの種の化粧水。使わない手はないですよね。
よく焼酎を使った方法をひんぱんに見かけるけど、美肌効果のある日本酒を使っても作ることができます。そこで日本酒を使った柚子の種の化粧水のレシピを紹介しましょう。
柚子の種を使った化粧水の作り方~日本酒を使う方法
皮から中身まで、余すとこなくすべて使える柚子。柚子の種は手作り化粧水にするのがよいですね。さらに
焼酎やホワイトリカーを使うよりも、日本酒を使ったほうが美肌効果がアップします。
以下の作り方を参考にしてください。
1、熱湯消毒した瓶を用意する
ジャムの空き瓶ぐらいの大きさです。空き瓶を再利用してもよいですし、新しく買って用意してもよいです。
2、瓶に柚子の種を大さじ2~3入れる
熱湯消毒した瓶に、柚子の種を大さじ2~3ほど入れます。このとき
種を洗わないでください!
種の周りのヌルヌルとしたもの=ペクチンが肌の保湿効果を高めてくれる優れものなのです。
3、日本酒を1カップ(200ml)入れてフタを締めて冷やす
冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
4、毎日1~2回瓶を振って混ぜる
冷蔵庫を開けたときに、サッと振るとよいですね。1週間ほどたつと、とろみが出てきます。
5、別の瓶に液体を移しグリセリンを入れたら出来上がり!
とろみが出てきたら完成です。自分の肌と相談して、入れるグリセリンの量を加減するとよいですね。
グリセリンを入れすぎると、かえって乾燥することが。
グリセリンの濃度ですが、最初は全体の5%ほどがよいでしょう。
200mlですので、10mlですね。まずは、大さじ1弱ほどから入れてみて調整しましょう。物足りないと感じたら10%ほどにしてみます。
日本酒で柚子種化粧水を作るときの注意点
1、こまめに作る
お肌に優しい日本酒は、アルコール度数が低いので、焼酎ほど長持ちしません。また、日本酒は空気に触れると、劣化しやすいです。
ですので、大量に作るのではなく、なるべくこまめに(1か月ごと)に作るのがよさそうです。また
冷蔵庫保存すること
冷蔵庫で保管すれば、いくらか劣化を抑えられます。
2、肌が弱い人はパッチテストを
敏感体質の方は、アルコール成分に反応してしまうことがあります。ですので念のためはじめに、パッチテストをおこなってくださいね。
普段、アルコール成分入りの日焼け止めを使っていて、何の問題もない方は使っても大丈夫でしょう。
アルコールアレルギーの場合
もしも、敏感肌でアルコール成分が肌に合わない場合、ブチレングリコール(BG)というもので代用することができます。
アルコールに弱い方にもおすすめの成分で保湿剤になります。通販などで買えますので確認するとよいですね。
上記が楽天さんで販売されている、ブチレングリコールです。500ml以外にもいろいろな容量のものがあります。
日本酒を使ってさらに美白効果を高めよう!
日本酒を使った化粧水は、焼酎よりも少し面倒かもしれません。ただ、
日本酒自体にも美白成分が含まれているところに注目!
《日本酒に含まれている美白成分》
- こうじ酸
- アミノ酸
- フルーツ酸
- フェルラ酸
こうじ菌にはシミ対策や美白に効果があると言われています。アミノ酸は保湿効果を促します。
そしてフルーツ酸は、肌の新陳代謝を活発にさせる効能があることがわかっています。フェルラ酸は、ポリフェノールの一種でメラニンの生成を抑える効能があるのです。
プラスαで、柚子の種のパワーを含んだ化粧水を使って、美しい素肌を目指すとよいですね。
終わりに
美肌効果を高める効能のある柚子の種を使った化粧水。焼酎やホワイトリカーよりも、日本酒化粧水は、保存がきかない点には気をつけたいところです。
ただ、それ自体美肌効果のある日本酒を使って作ると、ダブルパワーで美肌効果がアップしますよ。