風邪/Catching a cold / typexnick
「薬がなくなるインフルエンザ5日目でもまだ熱が下がらない!」
体もふらふらするし、いつになったら元気になるの?と不安になりますよね。勉強や仕事のこともあるし、何より体が心配に感じます。
ただ、5日目でも熱が下がらない人は少なくありません。我が家でも長男で経験があります。そこで
5日目でも熱が下がらないケースについて、いくつか例をあげましたので参考にしてください。
体力回復まで、あと少しだけ休めというサインと思ってもう少し、待機してくださいね。
インフルエンザ5日目で熱が下がらない場合
ケース1、B型
インフルエンザだとわかって、病院で薬を処方してもらい薬を飲み終わる5日目でも熱が下がらないときがありますね。
なかには、熱が下がってからまた上がったりと、ぶり返すような症状が起きるときもあります。これはB型の特徴ともいえます。
B型に多いのが、治ったかなと思ったら、熱が上がる症状です。結果回復まで長く日数がかかることがありますよね。長男のときにもぶり返しが続き、いつ治るか心配になった記憶があります。
ただ、不安になりますが、あと数日休めば、よくなっていくことでしょう。もう少し休んでくださいね。何日かたつと、スッと熱が下がり少しずつ回復していくと思います。
ケース2、抗インフルエンザ薬が有効ではなかった
また、5日目で薬がなくなるのに、いまだに38度台の高熱になる・・という人もいます。5日目でまだ高熱が続いている場合、1回の服用のイナブルなどの吸引が効いていないことも考えられます。
抗ウイルス薬は、発症から2日くらいでを使うと効果的と言われています。ただ、なかなかインフルエンザ判定がでないと、吸引するタイミングがずれてしまうことが考えられるのです。
そうなると、抗インフル薬がうまく機能せず、5日たってもなかなか熱が下がらないという状態になることもあるのです。
薬がなくなって辛いようでしたら、再度病院で診察を受けるとよいですね。熱以外にも咳などの症状がひどい場合もかかりつけ医に診てもらうとよいです。
高熱で体がだるいなら、アセトアミノフェン系の解熱剤が家にあるのであれば、服用してもよいでしょう。
アセトアミノフェンの解熱剤
- タイレノールA(市販薬)
- カロナール(病院で処方される薬)
※インフル時にはNGの解熱剤もあるので注意
- サリチル酸系解熱鎮痛薬
- ジクロフェナクナトリウムを含む解熱剤
- メフェナム酸を含む解熱剤
上記の熱さましは、インフルエンザ時にはよくないとされています。なかなか覚えられない難しい名前ですね汗。
インフルエンザ時でも良いとされているのがアセトアミノフェンの解熱剤ですので、こちらを覚えておきましょう。
微熱だけど体がふらふらする
また5日目で、熱が36℃9~37℃前半くらいまで下がっても、身体がだるかったり、キツイ感じがすることもあります。熱が平熱になっても体がシンドイ!なんてケースも。
インフルエンザウィルスと戦って高熱を出したわけですので、身体は大変消耗しています。激しいスポーツをした後のようなときと同じで、体がお疲れモードに入っているのです。
あと数日、家で休むと、体のだるさも回復して、食欲もわいてくるはずです。お腹がすいてきたらしっかり食べて、たくさん寝る!をこころがけましょう。ただ
- 咳がひどい
- 鼻水が激しい
など、風邪系の症状がひどい場合は、もう一度診察することをおすすめします。咳なんかは、思った以上に体力を消耗しますので。
また微熱でも動けそうなら、お風呂にサッと入ってもOKです。大丈夫そうなら、入浴して体をスッキリさせてください。
5日目の外出はNG!
熱が下がったり、微熱だからと言って外出するのはよくないです。
規定では、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでインフルエンザによる停止期間
となっています。
熱が仮に下がっていたといっても、まだ5日をすぎていません。熱がぶり返す恐れもありますし、誰かに移す危険が高まるような行為はしないようにしましょう。
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終わりに
インフルエンザ発症から5日目でもなかなか熱が下がらない・・と感じ不安になりますよね。ただインフルの型や薬がうまく効いていない場合、しばらく高熱が続くケースはあります。
あまりにも辛ければ再度病院へ行きましょう。あと数日ほどたてば、回復していくと思いますので、気長に休んでくださいね。くれぐれもご自愛ください。