インフルエンザと診断されてから、同時に虫歯が痛い!ひどくなった!そう感じる人はけっこういるんですよね。
なかにはインフルのだるさよりも、歯痛のほうがひどくて辛い!というケースもあり大変です。インフルと虫歯の痛みは、何か関係があるの?と思いますよね。そこで
インフルエンザにかかったことと虫歯の悪化の関係性について、考察しましたので参考にしてください。
インフルエンザの影響で虫歯が痛くなるの?
インフルエンザにかかると、何日間か歯磨きができない状態になることもあるでしょう。それが原因なのか
『虫歯が急に痛い!』
と感じることがけっこうあります。今までなんともなかったのであれば、
インフルエンザによって免疫力が低下することが原因と考えられます。
また鼻水が出る症状がある場合、膿が悪さをして、歯痛を起こすこともわかっています。
インフルエンザにかかわらず、風邪のときに、
- 虫歯が痛くなる
- 歯が浮くような感じがする
- 歯茎が化膿して痛い
- 奥歯の激痛
などの症状が起きやすいです。食べられるようになったのに、食べ物を噛むと、激しくズキーンと痛む人もいます。
慢性的な症状の悪化も・・
- 歯周病
- 顎関節症
- 智歯周囲炎
- 副鼻腔炎
など、もともと慢性的な症状があり、インフルエンザによって、免疫力が下がり歯に痛みを感じるのです。
すでに持っている慢性的な疾患が、悪さをしてしまうということです。よくインフルエンザがよくなってきてから、虫歯が痛いと感じたり、奥歯の違和感を覚えるケースがあります。
対処法
インフルエンザに罹っている最中に、歯の痛みのほかに、歯がしみるように感じる症状が出る人もいます。
痛いのは辛いでしょうが、対処法としては、
発熱疾患がおさまってから、歯医者さんに診てもらうのが望ましいと感じます。
また、インフルエンザがおさまった後に、歯茎の違和感や奥歯の痛みを抱える人もいます。その場合もすぐに診断してもらいましょう。
副鼻腔炎の可能性も
歯茎の痛みや奥歯がグンと痛くなる場合、副鼻腔炎が原因と考えられることがあります。この場合はすぐに耳鼻科に行くとよいですね。
副鼻腔炎は頭部にある副鼻腔という空間に、細菌が入り込んで鼻汁や嗅覚障害を起こす炎症です。一般的な症状としては以下です。
- 歯の痛み
- 頭痛
- 顔や目の周りの痛み
- 嫌な臭いの鼻水
副鼻腔炎は放っておくと、長引いて完治するまで時間を要すると言われています。上記の症状に当てはまるなら、すぐに歯科ではなく耳鼻科に行きましょう。
終わりに
インフルエンザ中に虫歯が悪化したり痛くなる原因と対処法でした。免疫力の低下やもともと持っている慢性的な症状が表面化してしまうことで虫歯が痛くなることは多々あるのです。
大変ですが、まずインフルを完治させてから、歯科や耳鼻科に出向いて、根本を治療するのがよいと感じています。