「インフルエンザになってから6日目だけど感染力はどうなの?」
「外出してもよいの?」
発症から6日目でになると、薬もきれるころです。熱が下がっていれば、そろそろ外出もいいかなと感じますね。
ただ出勤して、周りに移してしまわないか心配になります。そこで
インフルエンザ発症6日目の感染力について、考察しました。
合わせて微熱がある場合や外出についても詳しく紹介しましょう。
インフルエンザの6日目の感染力は?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120118/1039391/?P=6&rt=nocntより
上記の表をみてわかると思いますが、インフルエンザ発症後6日目では、感染力は非常に低いことがわかります。
もちろん高齢者や子供や、免疫力が下がっている人は、ほかに感染する期間が長くなる恐れがあるので、注意しないといけません。
また、タミフルなどの抗インフルエンザ薬を摂取すると、早い時期である1日や2日目で熱が下がることがあります。ただ、
3日間はインフルエンザの感染力は残っている
ですので、解熱してから2日経過、なおかつ発症してから5日間経過した後で外出許可がでるというわけです。
学校などの決まりとしての基本は以下になります。
インフルエンザ発症日を0日として、5日を経過しかつ解熱した後2日(幼児は3日) を経過するまで出席停止
画像を見るとわかると思いますが、熱が下がった日を0日として、2日たっているなら外出してもOKとされています。つまり
3日目(1や2日目でも)に熱が下がったなら、6日目には感染力がかなり低いと判断され外出OKということになるのです。
解熱して2日たった6日目だと、感染力はかなり低いと予想されます。ただ無理はしない事です。
この時期に、体力を消耗して、胃腸が弱くなって吐き気、咳や鼻水、頭痛などの症状が出ることもありますので養生してください。
微熱がある場合
インフルエンザ発症から6日たってもまだ、熱が下がらない事があります。特にB型の場合は、熱が低めでかつ長々と続きやすい傾向があります。
このダラダラ続く微熱が曲者だったりします。数日たってからお腹に症状が出ることもあるのがB型なんです。6日経過した後で
- 吐き気
- 咳
- 鼻水
などの症状が出るようであれば、完治したと言えないですね。もう少し家で待機するのが望ましいです。
インフルエンザはほかの風邪と違って、強い症状が出て、合併症が起こりやすいと言えます。
肺炎球菌や溶連菌感染症、急性気管支炎などの合併症が起こることがありますので、可能なら再度診察してもらうことをおすすめします。
もちろん、ちょっとでも熱があるなら、インフル発症6日目でも外出は控えたほうがよいですね。
熱が下がっているなら、外出や出勤などが可能ですが咳がひどかったり、吐き気が来る場合は、合併症を患っている可能性があります。無理せずにぜひ病院に行って下さい。
終わりに
インフルエンザ発症後6日目目の感染力についての考察でした。セオリー通り、解熱後2日間経過しさらに発症して5日たっているのであれば、感染力はなかり低いと言えます。
また、微熱が続いたり咳や吐き気がでることがありますので、6日目だからと言って油断しないでください。体力が落ちているので、外出など無理しないのが一番です。