【二の腕のブツブツ】尿素クリームでも治らない理由&おすすめケア

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「二の腕のブツブツ・・尿素でも治らない!」

二の腕のザラザラやぶつぶつがコンプレックスで、見られたり触られるのが嫌に感じる人も少なくありません。

対策として、市販のクリームによく含まれているのが、尿素ですね。有名な成分ですから知っている人も多いでしょう。

この「尿素」ですが、使い続けると余計に悪化することがあるので気をつけましょう

そこで、二の腕のぶつぶつ対策で尿素がNGな理由と、新しい対策方法を紹介しましょう。

尿素とは

まず、尿素とはそもそも何かをおさらいしましょう。イメージ的に、尿という印象を受けますがまったく違います。

尿素とは・・尿の中から発見されたので尿素という名前になったが、窒素を含む有機化合物。体内で作られた有害物質アンモニアを肝臓が処理する過程で作られる成分

尿素は、たしかに人の尿にも含まれている成分ですが、

尿=尿素というわけではありません。

尿素はまた、保湿効果があることがわかりハンドクリームなどによく含まれるようになったのです。

余談ですが、アンデス地方の方たちは、自分の尿を集めて髪に塗布する習慣があるのだとか汗。

次に尿素を二の腕に塗っても、場合によっては悪化してしまう理由を紹介しましょう。

尿素を使い続けるのはよくない理由

尿素はたしかに、肌の角質の表面のケラチンの分解を促します。その結果、

ターンオーバーが促進され、角質がはがれきれいな肌になりやすいです。

気になるガサガサやゴワゴワ角質がはがれやすくなれば、良くなる状態になりますので効果を発揮します。ただ

尿素を使い続けると、未熟な肌の角質になりやすくなるといわれています。

最初は調子が良くても、だんだんと悪化することがあるのです。

尿素はの角質を溶かす作用があるわけですので、必要な角質まではがしてしまうことがあります

その結果、バリア機能が十分でなくなり未熟な肌質になり

  1. 敏感肌になる
  2. 荒れやすくなる

こんな悪い作用が働くのです。

足のかかとやひじなど、皮膚が厚い部分に関してはあまり気にしないで使ってもよいとは思います。

それ以外の皮膚の柔らかい部分には、使うときに注意したほうがよいですね。

二の腕のぶつぶつケアの際には、使い始めに尿素クリームを使用するのはOKですが、使い続けないでください

二の腕のぶつぶつ対策5つ

次に、尿素クリームを使わない対策を紹介しましょう。毎日のライフスタイルでも気をつけるとよいことがありますよ。

1、「洗いすぎ」をやめる

意外と原因になるのが、お風呂での「こすりすぎ」です。ナイロン製のタオルでゴシゴシしてませんか?

石鹸で泡立てて、泡を手にのせて優しく洗うと、改善されることがあります。

刺激の与えすぎで、肌が悪化しますので、気をつけてソフトに洗ってみてください。

2、ビタミンA入りの食物を!

  1. ブロッコリー
  2. チーズ
  3. うなぎ
  4. ほうれん草
  5. レバー

こちらに良く含まれているビタミンAは、肌荒れを改善する効果があるのです。

ビタミンA不足は、肌の角質が固くなる原因になります。

ぜひ普段の食生活も意識してください。

3、ピーリング

二の腕のぶつぶつなら、ピーリングも効果的です。優しくピーリングをすると、ざらつきやぶつぶつが改善されるので試してみてください。

薬局で買うならcureがおすすめです。肌がツルツルになり全身使えますのでチェックしてください。

4、保湿を高める

意外かもしれませんが、二の腕のぶつぶつの原因として、

乾燥

があげられます。

会社のエアコンを止めたら、二の腕のぶつぶつが緩和されたというケースもあります。

さきほどのピーリング後はもちろん、普段から入浴後には保湿クリームでしっかりケアするとよいでしょう。

5、専用のクリームを使う

最近は二の腕専用のクリームが販売されていますね。角質除去や保湿対策もばっちり含まれている専用クリームでしっかり治すのもおすすめです。

なるべく尿素不使用のものがおすすめです。無添加で肌に優しい成分も含まれているクリームもありますので、チェックしてください。

終わりに

二の腕のぶつぶつ対策として、尿素があまり効果的でない理由でした。続けての使用には十分気をつけてください。

普段の生活習慣に気をつけるとともに、二の腕専用のクリームも使ってみることをおすすめします。