「インフルエンザワクチンとおたふくの予防接種って注射は同時接種できるの?」
これからの季節に向けて、予防接種のタイミングにいろいろ悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
予防接種は種類が多くてややこしいですよね。なかでもインフルエンザとおたふくなどのほかのワクチンの同時接種をしてもいいかどうかが気になるところですね。
以下に詳しく紹介していますので参考にしてください。
同時接種はできるのか?
結論から言って、
インフルエンザとおたふくの予防は同時に打っても問題ありません。
日本小児科学会の見解においても、日本では同時接種してもよいとされています。日本の赤ちゃんの予防接種において、同時接種が禁止になっている組み合わせはありません。
同時接種に関しては、「医師が必要と認めれば」という条件がついています。かかりつけ医がOKと診断すれば、同時接種できます。
ただお医者さんのなかには、体の中に同時に複数の摂取をするのは避けたいと考えている方もいます。実際に管理人の友人のかかりつけ医はそのように言っていたそうです。
もちろん同時接種すると、副作用が起きやすくなるというわけではありません。
しかしながらお医者様の考え方は人によって異なるので、単独接種を推奨している病院やクリニックもあるということは知っておくとよいですね。
次にインフルとおたふくの予防接種を同時に受ける場合の、ベストな方法を紹介しましょう。
インフルとおたふくの同時接種のスマートな流れ
インフルエンザのワクチンは不活化ワクチンとなっています。ですので接種をした後6日以上の間隔をあけてから、次のワクチン接種が可能になるのです。
いっぽうで、おたふくかぜワクチンは生ワクチンになります。27日以上の間隔を開けてから別のワクチン接種を受けることができるようになります。一番よいタイミングは以下になります。
ベストな流れ・・インフル2回目とおたふくを同時接種
おたふくの予防接種を受けるのであれば、インフルを二回打つことになる小さいお子さんだと思います。
その場合は上記のように、インフルの二回目の予防接種で、おたふくを同時接種するのがスマートで望ましいです。
もしもインフルエンザの1回目におたふくの予防接種を同時接種すると、その後4週間以上開けないと、2回目のインフルの摂取が受けられません。
この間に風邪をひいたりして、体調が悪くなると2回目の摂取が延期になってしまい、そのうちにインフルが流行してしまう可能性があるのです。ですので、同時にするなら2回目と一緒がいいです。
ただ、今現在まわりでおたふくが大流行しているのであれば、おたふくの摂取からはじめたほうが良いケースもあります。
周りの流行状況で変わってくると思いますので、お医者さんと相談しながら決めていくのが望ましいと考えています。
ほかのワクチンの同時接種も大丈夫?
予防接種はおたふく以外でもいろいろあります。MR、おたふくかぜ、みずぼうそう(水痘)、ロタ、BCGなどありますが、これらもすべてインフルエンザの予防接種との同時接種が可能です。
ただおたふくと同じで生ワクチンの場合、次を打つときに4週間以上開ける必要があるので、気をつけましょう。
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終わりに
インフルエンザワクチンとおたふくの同時接種の疑問でした。医学的に同時接種しても問題ないとされています。
インフル2回目のときに、おたふくを摂取するとスマートにいくと考察しています。周りの流行状況やお医者さんと相談しながら決めていくとよいですね。