拾ってきた色鮮やかな紅葉や落ち葉。せっかくだから美しくキレイに保存したいと思いますよね。なにかよい保存方法はあるの?と気になります。
赤や黄色の明るい色を見ると、気持ちが和みますよね。なるべく色あせないで美しいままで保ちたいものです。そこで
紅葉や落ち葉の保存方法3つを紹介しましょう。
手軽にできる方法を集めましたので参考にしてください。
紅葉の色落ちを食い止めるためには・・
紅葉の色止めの方法として、まず気にしてほしいのが
酸化
です。紅葉が赤や黄色などきれいな色に染まるのは、アントシアニンやカロチノイドなどの抗酸化物質にあるのです。これらが空気に触れて酸化してしますと、変色や色落ちの原因となります。ですので、
空気に触れさせないのが一番
酸化させない事が重要なので、外気に触れさせない事が大事です。以下の方法がおすすめですので確認してください。
【紅葉/落ち葉の保存方法3つ】美しい色を保ちたい
保存方法1、製本に使うカバーを使う
まず、拾った落ち葉をキッチンペーパー4枚ほどの間にはさんで厚い本などの間にいれて数日置きます。数日後、葉の水分が抜けて平らになったら、
- カバースルー
- ブッカー
等と呼ばれる製本に使う透明のカバーを使って、落ち葉を挟んであげると色が保てます。いわゆるラミネートのようなものです。参考までに以下はブッカーです。
紅葉などの落ち葉の表と裏ともカバーしてしおりのように使うとgood!
このようにすると、色が長持ちします。落ち葉のサイズに切ってもよいですね。
また同じように
スケッチブックに挟む
このようにしても長持ちしますね。日付や思い出などを一言添えて一緒にはさんでおくと思い出になります。
保存方法2、押し花シートを使う
押し花用の専用シートが販売されています。こちらを落ち葉の保存として使う方法もあります。
こちらは乾燥シートやウレタンスポンジなどすべて入っているので、拾ってきてすぐに気軽に楽しむことができますよ。
お近くのホームセンターにも販売されていると思います。良心的なお値段ですので確認してください。
押し花が簡単にはさめるハガキもあります。きれいな紅葉をはさんで、お友達に挨拶として送っても素敵ですよね。
保存方法3、2~3年新聞紙に挟んでじっくり待つ
また、拾ってきた落ち葉をキッチンペーパーを4~5重にして葉の上下を挟みます。さらに新聞紙でしっかりはさんで、分厚い本の間に挟みます。
そのまま3年ほど年月が経つと乾燥されて、変色しない美しい色を保つことができます。そんなに待てない!という方は上記の1,2の方法を試すとよいですね。
忘れたころにきれいな紅葉を見たいという方は、百科事典などに挟んでじっくり待つことをお勧めします。
終わりに
拾った落ち葉や紅葉をきれいに保存する方法でした。天敵は酸化ですので十分ご注意を。押し花用の素材はけっこう充実していますので、うまく利用するとよいですね。
のんびり待ちたいという方は、3年ほどじっくり重い本の間にはさんでおくとよいですね。時がたつと自然な風合いの色のものは見れるでしょう。