water bottle / torisan3500
朝に水筒に緑茶を入れて、いざ出先で飲もうとしたら、茶色く変色していてびっくり!そして飲んだらまずい!という経験はありませんか。
「茶色くなったものを飲んでもいいの?」
「変色させない方法はあるの?」
と気になりませんか。せっかくですから、美味しそな緑色で飲みたいですよね。そこで、緑茶が茶色に変色する理由と、防ぐ方法を紹介しましょう。
緑茶が茶色くなる理由~飲んでも問題無い?
理由1、熱いお湯による化学変化
熱々のお茶を密閉した容器に入れると、
緑茶の緑色の成分であるクロロフィルが熱に弱く密閉した中で、化学反応で変色し、「テアフラビン」などが増えていきます。
その結果、美しい緑色から黄褐色、そして茶褐色へ変色してしまうんです。
理由2、酸化
また酸化によって緑茶が水筒の中で茶色くなるのです。お茶に含まれるタンニンと葉緑素が時間がたつと、酸化して茶色になります。
水筒に入れなくても、湯飲みに入れても時間が経過すると、茶色く変色します。
※飲んでもいいの?
数時間経過後に、茶色く色が変わった緑茶は、飲んでも問題ないです。ただ
味に渋みが増して飲みにくくなります。
正直味はマズいと感じるでしょう。また、一晩たったお茶は飲まないほうが良いですね。
緑茶自体にタンパク質が含まれていますので、腐ることがありますので、注意が必要です。
日本では古くから、「宵越しのお茶は飲むな」と言われていますので、古い緑茶は飲まないでください。
水筒で数時間経過しただけなら、大丈夫かと思いますが、苦味が増え美味しくはないですよ。
緑茶が茶色く変色するのを防ぐには
1、ぬるめにして入れる
市販のホットのペットボトルのお茶ほどの、ぬるめの温度にして緑茶を淹れて、水筒に入れて持っていくと、クロロフィルによる変色を防げます。
コンビニのホットドリンクの設定温度はおおむね50℃~60℃だそうです。
あまりに高いと、ドリンクの味を保持できません。コンビニで味が変わったものは売れませんよね。
ですので、お店のホットドリンクの温度を参考にして、ガンガン熱いお湯でなく、ちょっとだけ沸いたお湯で作り水筒にいれましょう。色の変色を抑えることができます。
どうしても熱いお茶が飲みたければ、熱々のお湯を水筒に入れて持っていって、出先で、Tパックの緑茶で淹れるのがおすすめです。淹れたてはやはり美味しいですよね。
2、レモン汁で酸化を防ぐ
緑茶が酸化で茶色になるのを防止する簡単な方法として
レモン汁を数滴たらすのがおすすめ!
実は、変色を促すタンニンや葉緑素より先に、ビタミンCが酸化するので変色を防いでくれるのです。クエン酸水溶液でもよいです。
よく市販で売られているペットボトルの緑茶に、ビタミンCが含まれているのは、変色防止の役割があるからなんですね。
たしかにペットボトルに入っている緑茶は、ずっと同じ色で、色が茶色くならないですよね。ビタミンCのおかげというわけです。
3、満タンに入れる
渋みや変色の原因となるタンニンを、なるべく酸化させないためには、空気に触れさせないのが一番です。
ですので、水筒の口までギリギリ満タンにお茶を入れるようにすると、茶色く変色するのを防ぐことができます。
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終わりに
水筒に入れた緑茶が茶色くなる原因と解決策でした。出先で茶色くなっていると、焦りますよね。ちょっとぬるめにしてから入れると、変色が防げます。
さらに、レモン汁を数滴たらすと酸化防止になり、変色を防止するとも言われれいます。ぜひ参考にしてください。