まれにですが、キクラゲを食べるとお腹が痛くなったり、胃痛がしたりする人がいます。
普通に食べ過ぎなどで、お腹が緩くなるような痛みではなくて、胃がムカムカするような痛みなんですよね。
キクラゲのようなマニアックな食物だと、自分で気がつくのが遅くなります。実際にキクラゲアレルギーのような症状がある人は、一定数いますので詳しく紹介しましょう。
キクラゲが原因でお腹が痛い・・
「いつもではないけどラーメンを外で食べたときに、お腹が痛くなることがある・・」
「中華を食べると、たまに胃もたれや胃痛がする・・」
このようなときに、よくよく考えたら、キクラゲが入ってた!と気がつくことがあります。
実は管理人も先日ラーメン屋に行き、キクラゲ入りのラーメンを頂きました。その時に子供がいらないといったキクラゲをもらい、計6個ほどのきくらげを食べました。
その2時間後、胃が痛くなったんですね。あきらかにいわゆるお腹がゆるくなったような痛みとは違います。ムカムカして、横になっていてもけっこう辛かったです。
最初原因については、なにもわからなかったんですが、子供がキクラゲのせいだと言ったところで、もしかして原因はあいつ?と気がついたのでした。
実は前にも外食でラーメンを食べると、たまに胃がムカムカすることがありました。
そのときは、たまたま体に合わなかったかなと思っていたけど、その際にもたしかにキクラゲが入っていたと思い出しました。(家で料理を作るときは、ほぼキクラゲはいれません)
キクラゲアレルギーってあるの?
きくらげはいまのところ、アレルギーが出にくいと言われている食材で、明確なアレルゲンの特定はされていない状態です。
ただ、ネットをいろいろ探すと、同じようにきくらげを食べて胃痛がしたりお腹を壊す人が、けっこういらっしゃるとわかりました。あのマニアックな食材が!といった感じです。
きくらげは食品の分類上では、「アレルギーを起こしにくい」とされていますが、まったくないわけではないと考えてよいと思います。
たくさんはいないかもしれませんが、「きくらげアレルギー」がある人や、キクラゲが体に合わない人がいる
ということは理解しておいたほうがよいと感じました。子供のころはなんともなくても、大人になってから症状が出るケースもあります。現に管理人がそうです。
キクラゲには「グルカン」が多い
グルカン・・不溶性食物繊維
キノコには、このグルカンが多く含まれていますが、キクラゲはキノコの中で最もグルカンを含んでいると言われています。
グルカンは、不溶性ですので水に溶けないで、水分を吸収して腸壁を刺激します。
ですので、お通じ対策や排便効果を高めてくれる優れものですが、
- 食べすぎ
- よく噛まないで食べる
上記のようなことをすると、胃もたれや下痢などを引き起こすので、気をつけましょう。
アレルギーの人でなくても、食べ過ぎないほうがよろしいかと思います。
またグルカンを食べ過ぎると、鉄分やビタミンなどの必要な栄養素を体外に出してしまう機能もありますので、適量をこころがけましょう。
さらにコリコリとした食感が美味しいですが、よく噛むことを意識しましょうね。
キクラゲ入りのエキスでも胃痛がすることもある
なかには、キクラゲを食べなくても、エキスが入ったものを食べただけでも、お腹が痛くなったり、胃が痛くなったりすることがあるそうです。
アレルギーの可能性が高い人は、スープ類にも気をつけたほうがよさそうです。
管理人もキクラゲが嫌いなわけではないのですが、今後あえて食べないようにしようと思っています。
終わりに
たまにしか食べないからこそ、気がつかなかったキクラゲアレルギー。食べると胃がムカムカしたり嘔吐、下痢がするなら体に合わない食材の可能性が高いです。
自身じゃなくても、家族に症状が出ることがありますので、ちょっと気をつけるとよいですね。