「足裏の角質が気になる!サリチル酸ってよいの?」
「貼るタイプの薬は目立つからいやだな・・」
足裏がときとしてガサガサになったり、タコや魚の目ができることがありますね。
セルフケアとして市販薬を考えているなら、サリチル酸に注目するとよいですよ。そこで
サリチル酸が良い理由とおすすめの薬を紹介しましょう。
足裏の角質取りにサリチル酸がよい理由
サリチル酸は、皮膚の固い部分(ガサガサな角質や魚の目、タコやイボなど)をやわらかくしていく効果や菌の抑制効果があります。
サリチル酸のメカニズム
- 固い角質を少しずつ柔らかくして中に浸透していく
- 固い角質とやわらかい皮膚部分を結び付けている連結部「デスモグレイン」を溶かす
- 固い角質が皮膚から離れてはがれる
- 新しい皮膚に再生されるまで清潔な状態を保つ
https://www.nichiban.co.jp/news/17-02/05.html より
サリチル酸は、以上のようなメカニズムで、皮膚を清潔にしながらやわらかくする効能があります。
足のガサガサや固い角質だけでなく、魚の目、イボやタコにも効果があります。また
白癬菌を撃退する効果もあるので、乾癬や水虫対策としても使われています。
足裏に固い角質やタコができやすい部位
ここで固い角質やたこができやすいところが、どこなのか確認しましょう。
- 指の間
- 親指の内側
- 小指のつけ根
- 足裏の真ん中
- かかと
このあたりに、固い角質ができたりたこのような状態になります。
たこや角質ができる理由
- 皮膚がこすれる
- 圧迫される
慣れない靴やあっていない靴を履くと、足の一部がきつく締めつけられたり、こすれるようになります。これが続くと
角質が固くなり厚くなる=タコ
タコの場合、押しても痛くないのが特徴です。
※盛り上がった固い部分の中心に線を感じ、押したら痛くなる場合は、魚の目といいます。神経まで届いて刺激されるのです。
足裏の指の間や、小指の付け根、親指の内側あたりは一番圧迫されたり皮膚がこすれやすくなります。
その結果、厚い皮膚になってしまうのです。悪化する前にサリチル酸入りの薬をつけて対策をしましょう。
ジェルタイプのつける薬がおすすめ!
サリチル酸入りの貼るタイプの薬はよくありますが、最近はジェル状のサリチル酸の入ったタイプも出ていますのでこちらがおすすめです。
ジェルタイプのおすすめポイント
1、塗りやすい
部位によっては少量だけつけたい場合がありますよね。ジェル状だと、指の間や関節部分など、気になる部分にピンポイントでつけられます。
指の間なかは、貼るタイプだと、上手に薬を貼れなくて失敗することもありますが、ジェルですので、サッと簡単につけられます。
2、目立たない
貼るタイプだと、どうしても目立ちますので、サンダルがはけなかったりますね。
他人に見られたらやっぱり恥ずかしいです。
ジェルタイプだと、目立ちませんので使いやすいですよ。
3、皮膚に優しい
テープタイプだと、肌が弱い方だと肌トラブルが起こる場合がありますが、塗るタイプなら問題ありません。
使い方
- お風呂上がりの角質が柔らかいときに、気になる部位にジェルをつける
- 2~5日間塗り続ける
- 角質が白く柔らかくなったら、消毒したピンセットで優しくとる
痛みを感じるようなら取らないでください。気にならない状態で優しくとります。
上記がニチバンさんから出ている、スピールシリーズのジェルタイプです。とても使いやすいので、固い角質に悩まされている人はぜひチェックしてください。
角質やタコができるのを予防するには?
できてしいまった固い角質には、サリチル酸が効果的ですが、なるべくできないようにするとよいですね。
一番の予防策は、足のサイズにあった靴を選ぶこと!
おしゃれの一環で、足先が締め付けられたようなデザインの靴やサンダルも多いですね。
自然な足指の動きがとれにくくなるので、摩擦や圧迫が生まれて、皮膚が固くなってしまうので、なるべく足に優しいデザインのものを選びましょう。また
歩き方の癖も原因に!
こちらも、たこや固い角質を作る要因になります。片方だけの足裏にタコができることはありませんか。
重心に偏りがある歩き方をしているせいです。
左右どちらかに体重を寄せるのではなく、姿勢を正して軽く腕を振って歩くように意識するとよいですね。さらに
足裏の指や付け根に角質がよくできる人は、歩くときの着地に気をつけるとよいです。
つま先をあげて、自然にかかとから着地するようにすると足裏の指周りやつけ根の角質予防ができます。
かかとから着地しすぎると、今後はかかとに負担がかかりますので、軽く意識するとよいですよ。
終わりに
足裏のガサガサ固い角質やタコにはサリチル酸がおすすめの理由と、ジェルタイプの紹介でした。ひそかにトラブルを持っている人は多いです。
固くなってしまった場所には、予防策を講じるとともに、ジェルタイプの薬で対策をおこなってください。