https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390000348/より
柿の持つペクチンのおかげで、ゼリーの素などを入れずに簡単に柿プリンができるという人気の「柿プリン」。
離乳食にもイケるし、子供からお年寄りまで手軽に食べられるので、さっそく作ってみたけど固まらないんですけど・・ということがあります。
せっかく作ったのに残念ですね。そこで、柿プリンが固まらないときに考えられる3つの原因を考察しました。ぜひ参考にしてください。
プリンが固まらない!考えられる3つの原因
原因1、熟しきっていない
プリンのように固まる理由は
柿が熟したときに含まれる水溶性の食物繊維であるペクチンが、牛乳のカルシウムを反応するからです。
固い柿には、水溶性でなく不溶性のペクチンなんですね。熟す過程で水溶性のペクチンになると、牛乳と反応するのです。
固い柿でもできたという情報もあるようですが、フルーチェのように柔らかめになってしまう可能性がやはり高まります。
失敗したくないなら、完全にぐじゅぐじゅっとした、柔らかい柿を使うことが大事です。また
柔らかくするために、固い柿をレンジでチンしてプリンを作っても固まりません。
水溶性のペクチンがしっかり含まれた柿になるように、自然に熟した柿を使うとよいのですね。
原因2、柿を切ってから放置した
柿をカットしたらすぐに、牛乳と混ぜ合わせることが大事です。切断面が空気に触れると、柿のなかの成分は変化していくので、うまく固まらない場合があります。
柿を切ったらすぐに牛乳と一緒にミキサーにかけましょう!
原因3、牛乳を使っていない
- 牛乳を使わないで豆乳を使った・・
- 「アイスクリーム」という分類ではない、バニラアイスを使った・・
上記の場合、カルシウム不足でしっかり固まらないことがあります。
柿は熟していて、水溶性ペクチンがばっちりあるのに、牛乳のカルシウムが足りなかったというケースですね。
牛乳は低脂肪、普通、無脂肪などどんなものでも大丈夫です。ちなみに一番カルシウムが含まれているのが低脂肪牛乳です。
※普通牛乳100gに含まれるカルシウムは110㎎、低脂肪で130㎎、無脂肪100㎎ですので、大差はありません。
また、アイススクリームと分類されているものは、乳固形分15%以上のもので、一番カルシウムが入っていますのでそちらを選びましょう。(通常アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4種類に別れています)。
- 必ず牛乳を使うこと!
- バニラアイスを入れるときは「アイスクリーム」と分類されているものを使う
以上の材料を入れて作ると固まるでしょう。
※バニラアイスを使うときのわかりやすい分量
- 柿2個
- バニラアイス90g
- 牛乳大さじ6
この量がわかりやすいです。やはりアイスクリームを入れると、卵を使ったプリンのような味がして美味しいです。ぜひ試してください。
かならず乳成分の多い「アイスクリーム」表記のものにしてくださいね。
※豆乳で柿プリンはできないの?
豆乳を使うと絶対固まらないの?と思う人もいるでしょう。豆乳にもちょこっとですが、カルシウムが含まれています(100g中15g)。
豆乳で作ると、フルーチェのようなジュレのような感じになります。参考までに楽天レシピに載っているレシピを載せておきますね。
ココから↓
作者:marochan*
■材料(2人分)
熟した柿 / 2個
豆乳 / 柿の半分の量
蜂蜜 / 少々
■レシピを考えた人のコメント
今まで牛乳で作ってましたが、豆乳に変えたら家族に好評♡豆乳はあまり固まらないので、とろ〜りとしたなめらかなプリンになります。優しいお味です♪
ココまで↑
個人的には、豆乳を使った柿プリンはちょっと物足りないかな~という印象です。
ヘルシーなものを求めている人は作ってみるとよいですね。カルシウムが少ないので、プリンというよりは、フルーチェみたいなとろっとした感じになります。
終わりに
柿プリンが固まらない!なぜ?と思う時がありますね。考えられる原因をまとめました。意外とカットした後、ちょっと置いておいた・・なんてケースが多いかもです。
とにもかくにも柿プリンは、簡単につくれますし赤ちゃんや高齢の方にも安心して食べられます。柿が手に入ったときは、ぜひリベンジしてみてください。