インフルエンザの予防に緑茶が良いと聞くけれど、ペットボトルでもいいの?と思っちゃいますよね。
ペットボトルの緑茶はどこでも買えますし、手間がかかりません。毎日お茶を入れるのは正直面倒です。そこで
インフルエンザ予防としてペットボトルのお茶でも効果があるか検証しました。
あわせて、予防効果を高めるお茶の飲み方を紹介していますのでチェックしてください。
インフルエンザ予防に緑茶が効果的な理由をあらためて考えてみる
緑茶がインフルエンザの予防によい理由について、あらためて復習します。実は成分である「カテキン」にあるんですね。
カテキン・・殺菌効果やウィルスの死滅効果がある
「1週間に6日以上緑茶を飲む児童は、週に3日未満の児童にくらべインフルエンザ発症が40%減少していました。また、1日に飲む量も、1~5杯飲む児童は1杯未満の児童に比べ38~46%減少していました。こうしたことから、毎日1~5杯の緑茶をこまめに飲むことが、インフルエンザ予防に効果が期待できると示唆されました」
http://www.sankei.com/life/news/141127/lif1411270002-n1.html
上記の研究結果にあるように、緑茶がインフルエンザの予防に効果があるということがわかります。そこできになってくるのが、ペットボトルに含まれるカテキンの量ではないでしょうか。
ペットボトルのお茶のカテキン量は?
ペットボトルの緑茶に含まれているカテキンの量はどれくらいなのでしょう。最近話題になっている茶カテキンの量が多い、緑茶のペットボトルのカテキンの量を調べてみました。
- 「伊右衛門濃いめ」のカテキン量・・360mg(500ml)
- 「お~いお茶濃い茶」のカテキン量・・400mg(500ml)
- 「ヘルシア緑茶」のカテキン量・・540mg(350ml)
いっぽう急須で淹れたお茶は、煎茶120mlで1杯80~100㎎ほどのカテキンが含まれています(お茶の種類や淹れ方で変わります)。1日3~5杯飲むと予防になると言われています。
ですのでカテキン量をみると、カテキンが多めのペットボトルのお茶でも、十分効果が期待できます。
※注意点
いくらインフルエンザの予防になるからと言って、毎日何本も上記の濃い目のペットボトルのお茶を飲むのは控えたほうがよいです。
上記のカテキンの量が多いお茶の目安は、1日1本までといわれています。
カテキン多めのペットボトル緑茶は1日1本飲むのがgood!
飲みすぎは、肝臓や胃腸に負担をかける恐れがあります。過剰にカテキンをとりすぎると肝臓障害につながることがあるので、気をつけたいところですね。
普通の緑茶ペットボトルの場合
ちなみに普通の緑茶ペットボトルのカテキンの量は、調べた限り以下のようになっています。
- お~いお茶のカテキン量・・200mg(500ml)
- 伊右衛門・・180ml(500ml)
やはり普通の緑茶のペットボトルであれば、同じ量を飲むなら、急須で淹れたお茶のほうがカテキン量が多いとわかります。
急須で入れた緑茶は独特の苦みと旨みが強く、やはり美味しいですよね。毎日とはいかなくても、たまには急須で淹れてじっくりいただくのもおすすめです。
インフル予防を高めるために!緑茶の効果的な飲み方
1、ちびちび飲みがおすすめ!
15分~20分に一回少量飲むと良いそうです。喉元に侵入したウィルスをお茶で洗い流して飲み込むというわけです。
ウィルスが胃の中に入れば感染はしません!
2、温かいお茶がおすすめ!
体を温める意味でも温かいお茶がよいのです。ペットボトルでも、なるべく温かいものをえらぶか、カップに入れてチンして飲むようにするとよいですね。
終わりに
カテキンの量だけ見ると、カテキン多めのペットボトルでも急須茶と比べても十分効果があるとわかります。
少量を20分おきに飲むことと、なるべく温めて飲むことを意識するとよいですね。またカテキン多めの濃い目のお茶ペットボトルは、1日1本までを心がけましょう。